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​フィンランドでの展示会

​原方刺し子の海外での広報活動

2024

日本文化友の会主催のセミナー:織り布と刺し布の架け橋プロジェクト
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2023

「Dialogi/Dialogue/ 対話」展
 
 場所:Jyväskylä City/Craft Museum of FinlandKauppakatu 2540100 Jyväskylä, Finlandtel : +35814 266 4380
 期間:2023 年 12 月 16 日~ 2024 年 3 月 3 日


 目的及び趣旨などの概要
  展示会の目的:
   近年急速に減少しつつある公共機関による手工芸教育。一方では手仕事の伝承を担っていた世代をつなぐ絆が弱まっている。その時代の中で
  手工芸の楽しみや、手仕事をすることにより生まれる精神的、身体的な好影響、ウエルビーイング効果にできるだけ多くの人に気づいてもらう
  こと。そして新しい手工芸技術伝承のスタイルを生み出すこと。伝統的な手工芸技術を、新しい形で人々に提案すること。それらの目的を日本
  とフィンランドの文化交流を通じてお互いに学び合い、より新しく進歩的に、時代に即した形で異なる世代に提案すること。
 概要:
  織り布とさし布の架け橋(Kudottu ja kirjottu Silta )は、テキス タイル・アーティスト (MA) 、美術教育家、コミュニティーアート作家
  であるアンヌッカ・ミッコラ及びテキスタイル・アーティスト(MA)、テキスタイルデザイナーである角井みどりの二人が 2020 年に開始した
  プロジェクトであ る。
 目的:
  手工芸の専門教育を受けてきた二人は、フィンランドで近年急速に手工芸教育が停止され、その伝統が失われつつあるという危機感を感じてい
  た。少しでも多くの人々に手工芸の楽しみや、そこから生まれる暮らしへのポジティブな影響に気がついて欲しいという願いと、その状況への  
  改善を目指すことが目的である。対象はこれまで手仕事に関わることがなかった人々、幼児から高齢者まで、世代を超えた方々であり、生涯教  
  育を念頭に置く。そしてその手段として特別な教育や道具などを必要としない、最もシンプルで基本的な縫いの技術である刺し子、さらに失敗
  は存在しないという、創造的で自由な織りを理念とする日本発祥のさをり織りを中心となる技術として取り上げた。プロジェクト・グループの
  一人であるフィンランド在住33 年の角井が日本出身であることから、 日本文化とフィンランド文化の交流を軸とし、お互いが学び合うことに
  より新しいものを生み出すことを目指した。米沢の伝統工芸である原方刺し子との出会いは、角井が参加していたジャパン・デザインマネジメ
  ント協会(http://www.designmanagement.or.jp) からの紹介により生まれ、また原方刺し子の伝承者である遠藤きよ子さんを通して山形県
  立米沢工業高等学校専攻科との協働が生まれている。それだけでなく、ミッコラ及び角井も刺し子をアート制作の技術の一つとして以前より利
  用しており、刺し子とのコラボレーションは非常に自然な繋がりであった。ジャパンデザインマネジメント協会から織り布と刺し布の架け橋グ
  ループが受けた課題は、原方刺し子を離れた視点から観察することにより、その継承活動に新しい展開策を見つけ出すこと、新製品の開発など
  であった。また、近年ヨーロッパにおいて、刺し子という技術が注目されており、その原因を探るなど、調査、研究もその内容に含まれる。日
  本発祥のさをり織りは、アンヌッカ・ミッコラが2018 年よりその活動と理念に感銘を受けており、このプロジェクトをきっかけにより深く
  その活動を理解し、学びたいという願いからこちらからコラボを願い出た。https://www.saoriglobal.com
  日本のコラボレーション対象者との交流は2021 から始まったが、コロナ規制のためにその交流の多くはリモートで行われた。
  2022 年にはフィンランドのアルフレッド・コールデリン財団( Alfred Kordelinin säätiö) の助成金により、無料で誰でも参加できる刺し子
  及びさをり織りのワークショップを日本及びフィンランドで合計8回開催した。またグループは2023 年 4 月に、スカンディナビアジャパン
  笹川財団の助成によりフィンランド・日本文化の交流のため、京都、小田原、米沢、東京に合計2週間滞在し、現地の文化・アーティスト、
  コラボレーション対象者とライブで交流した。2023 年 12 月 16 日~ 2024 年 3 月 3 日まで、フィンランド・クラフトミュージアムで開
  催される「 Dialogi / Dialogue / 対話」展は、これまでのプロジェクトの成果を発表する集大成と言えるものである。
  参加アーティストは、
  遠藤きよ子(原方刺し子)&山形県立米沢工業高等学校専攻科、城達也(さ をり織り)、大亦みゆき(陶芸)、小泉環奈(テキスタイルアー
  ティスト)、マチルダ・ミッコラ(メディア・アート)、オチリア・ミッコラ(文学)、カロリーナ・トゥオヴィネン(陶芸)、角井みどり
  (テキスタイルアート)、アンヌッカ・ミッコラ(テキスタイルアート)。

  FINLANDで展示されていただ原方刺し子のVTRが、ラヌア(Ranua)という北フィンランドにある街にあ 

   る、”ヤパ二タロ/日本の家”での展示会でも利用して頂くことになりました。

Dialogi ダイアログ展 ビデオ

ビデオ1:オープニングスピーチ(フィンランド語)
       https://youtu.be/aFgIZarqcks
ビデオ2:展示日本語解説(日本語)
       https://youtu.be/6_BFvWNFAS8
ビデオ3:会場風景(映像のみ)
                 https://www.youtube.com/watch?v=ePq8rkxlgXk
ビデオ4:アンヌッカの遠藤きよ子さん紹介ビデオ批評(フィンランド語&日本語字幕)
     https://youtube.com/shorts/g3MSsj6YdGM

フィンランドでの原方刺し子の展示会用PR動画<簡易版>)

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